住まいづくりを始める際に、一番に考え始めるのは「間取り」と答えられる方も多くいます。
注文住宅では自由に間取りを決められるのが魅力ですが、「あれも欲しい、これもしたい」と結局収拾がつかなくなってしまうという悩みも出てきます。
そこで弊社設計士の木村に間取りの考え方やおすすめのまどりについて聞いてみました。
間取りの考え方、設計士木村の場合
「まず、生活動線や家事動線から考えていきます。生活する際に、どの部屋とどの部屋がつながっていたら移動しやすいかとか、買い物の頻度はどれくらいあるのかとか、買い置きはどのくらい置くのかとか」
どういう動線ならストレスなく生活できるのかを想像する。
「あっち行ったり、こっち行ったりしないようにするといいかな、と。その場所に行けばそこで全て終わるようにする。例えばランドリールームに行ったらそこで洗濯、干す、たたむが、全て終わると楽ですよね」
その場所で「何が」したいのか。家事動線の考え方にもつながってきます。
「お施主様へのヒアリングを元に、ご要望を極力全部入れて間取りのプランを作成します。せっかくのお住まいを(要望が抜けていたことで)後悔してほしくないので」
全てのご要望をプランにどう盛り込むのか考えている時間がとても楽しいと、微笑む木村なのでした。
設計士がおすすめする間取りとは。
「パントリーはあると便利です。たとえ大きいスペースじゃなくても」
キッチン回りには細々したものや大きい家電など、大小さまざまなものや、家事に毎回使うもの、たまにしか使わないものなどが混在しています。
「キッチンの収納スペースだけだと入りきらないものも、パントリーがあると片づけやすいです。買い置きのストック場所にも余裕ができますよ」
また、用途に合わせた収納があると後々困らないそう。
「例えば冬布団をしまう場所。冬布団は使う時期が実は短いです。1年のうち3か月ほどしか使わない。家族が多いとなおさら場所を取るので、収納場所はあった方がいい」
自分の家には何があるのか、何が必要なのかを把握することが間取りを考え始める第一歩なのかもしれません。
そのほか木村が強くお勧めするのがタイルデッキです。
「タイルデッキはメンテナンスもほぼいらなくて使いやすいですよ」
雨風で経年劣化がしづらく、定期的な塗りなおしなどのメンテナンスがほぼいらないのだとか。
「デッキがあることで気軽にリビングから庭に出ることができ、第二のリビングとして活用したり、布団を干せたりと、様々な用途で使うことができるようになります」
まとめ~間取りの考え方は自分次第~
ずっと持っていた憧れや夢を形にするマイホームだからこそ、建てた後に「こんなはずでは無かった」という後悔がないようにしていきたいですね。
お住まいが出来上がってからどのような生活を送るのか、どんな風に年を重ねていくのか、より快適な生活ができる間取りを考えていきましょう。
住まいづくりの主役はお施主様。設計士は脇役でしかありませんが、主役が輝けるよう、全力でサポートをさせていただきます。
疑問や質問がありましたら、何なりとご相談ください。
大進建設では「心から健やかに暮らす」ことを大切にしながら、毎日のアタリマエが楽しくなる住まいをご提案しています。
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また、初めて家づくりに取り組む方々の悩みを解決するために、色々な勉強会を開催しています。
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