性能のこだわり
私たちは、建物を設計するわけはなく、
住まう人の暮らしを設計しています。
群馬県は関東平野の北西部に位置する内陸地方で全国的にみても夏は高温で湿度が高く、
冬は空っ風の影響で寒く、非常に乾燥する地域です。また、全国的にみても日照時間が長いのも特徴です。
全国どこでも同じ建物を建てるのではなく、地域の気候風土を理解した上で
快適に暮らすために必要なことへの取り組みをおこないます。
比較的、地震や災害が少ないといわれる群馬県ですが、
万が一の時でも、ご家族が安心して暮らせる住まいづくりをご提供いたします。
性能の5つのポイント
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ポイント1
建物の気密・断熱性能
断熱材には隙間なく充填できるウレタンフォーム吹付け、サッシには耐候性、断熱性に優れたものを採用し、気密性・断熱性に優れた建物を基準の性能としています。加え、気密性が高くなることで生まれる結露に対しても、壁内に湿気が入らないようにする、また入ってしまった湿気を外に排出するなど施工精度が求められる点にも取り組んでいる。
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ポイント2
光と風の道を設計
できる限り自然の力を活かした快適空間の実現に取り組んでいます。その自然の力を活かす上で、必要なことが「光と風の道」の設計です。居心地のいい空間にするためには、太陽の光と熱、また風通しは欠かせません。季節による影の変化・影響、日射の取得率などを事前に把握するために、設計段階に入る前に「敷地環境調査」を入念に行なっています。
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ポイント3
構造と耐震性、耐久性
大進建設では独自技術である耐家工法とパネルを組み合わせるパネル工法の「ハイブリッド工法」を採用しています。
柱の数は従来の木造軸組み工法の2倍以上を使用。縦揺れ地震で発生する垂直荷重を減らし、耐震性向上を実現。
また一般的な在来工法では、横揺れ地震や風の影響で発生する水平荷重に対して、筋交いという部材を入れますが、筋交いの端部に集中荷重がかかってしまうという欠点があります。私たちはこの水平荷重に対して、パネルを採用することで、かかる力を集中させず分散させ、更なる耐震性を高めています。
このように、「軸組工法」と「パネル工法」の長所を合わせ持つ「ハイブリッド工法」によって、間取りの自由度を保ちつつ地震や火災に強い、また建物の長寿命化を考えた構造となっています。 -
ポイント4
空気を変える自然素材
自然素材は通気性が高く、揮発性有機化合物の放出が少ない上、化学物質や添加物を含みません。更に湿度を整える調湿効果を持っているため、室内のきれいな空気を保つためにはこれ以上の味方はいないのです。
また無垢の木など、その温かみや自然の触感、色合いは心地よい空間をつくり、住まう人にとって快適な場所へと変えてくれます。つまり、自然素材は心身の健康にさまざまなカタチで良い影響をもたらしているのです。 -
ポイント5
省エネルギー性
快適に暮らすために不可欠な断熱性能・省エネルギー性能については、全棟JIO(第三者機関)によるBELS評価を実施、わかりやすく確かな性能を「数値」にしてお伝えしています。
※2021年4月以降、全ての新築住宅に省エネ性能の説明が義務付けられており、大進建設ではBELSを活用し、より分かりやすくお伝えするように努めています。